【リフォームよりクリーニング】
浴室の床タイルクリーニングに行ってきました。
お客様は「浴室の床タイルが滑る!危ない!」という事で、
当初はタイルの張り替えを検討されていたそうです。
そこで、(株)斉藤建築さんに相談したところ
「クリーニングで汚れを落とせば滑らなくなりそうだ」と、今回のお掃除をご紹介いただきました。
(株)斉藤建築さん、良いお仕事をご紹介いただきありがとうございます!感謝!!m(_ _)m
実はこの浴室の床タイルはエンボス(デコボコ)加工が施されており、本来は滑りにくいタイルのはずでした。
が、長い年月を経て石鹸カス(金属石鹸)が溜まり、表面が滑らかになり非常に滑りやすく危険な状態になっていました。
そのような状況でしたので、
「汚れを落とし、タイルの表面を出してあげれば本来の滑りにくいタイルに戻る」というワケです。
ハウスクリーニング業者としては、「リフォーム工事をせずにクリーニングで目的を達成出来る」という事は、掃除屋冥利に尽きるというか、ハウスクリーニングという仕事を誇りに思える時であります。
さて、前置きが長くなりましたがまずはビフォーアフターから。
あれ??? 違いがよく分かりませんね。。(^_^;)
これは最初から予想していた事でした。
お客様のご要望は「汚れを落す事」では無く「滑りを止める事」でしたから。
実際に現場を見ても汚れは目立たず、一見キレイに見えました。
が、せっけんカス(金属石鹸)が溜まり、汚れており、非常に滑りやすく危険な状態でした。
せっけんカスと言うと「ヌルヌル、ベタベタしたもの」を連想する方も多いかと思われますが、金属石鹸とは化学反応をおこし固く固着したもので、水に溶けることもありません。
ですから、日常の洗浄では落とすことがまず不可能なものである。と、ご理解いただけたら良いと思われます。
そこで、再度ビフォーアフター。今度は拡大画像です。
モヤモヤと茶色に見えるモノがせっけんカス(金属石鹸)です。
そして、一見キレイに見える部分も全体的にせっけんカスが堆積していました。
(せっけんカスは透明なものです。が、汚れと一緒に固まる事で色がつきます。)
そこで、専用洗剤を用いて金属石鹸を溶かし、除去し、本来の滑りにくいタイルに戻したというワケです。
クリーニング後、お客様に確認していただいたところ
「以前はツルツルだったのに、ギュッと止まる!\(◎o◎)/!」
と、大変お喜びいただけました♪(*^^)v(自画自賛でスミマセン(^^ゞ)
今後は1年か2年に一度、徹底的にクリーニングをして汚れを落とせば
この状態をキープ出来るでしょう。(*^^)v
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